TidBITS#1146 日本語版

TidBITS Japanese hosoka @ ca2.so-net.ne.jp
2012年 10月 19日 (金) 09:07:36 EDT


TidBITS#1146/15-Oct-2012
========================
     英語版: <http://tidbits.com/issue/1146>
     日本語版: <http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1146.html>


   今週はまず、新しい TidBITS イベント公開カレンダーと、Sharon Zardetto
   の電子ブック "Take Control of Safari 6" のリリースを発表してから、大局
   的にものごとを展望した記事が二つある。Jeff Porten が再び寄稿記事を寄せ
   て、何がテクノロジーをクールにするか(そしてクールなる遺物の世代がその
   テクノロジーをどう見なしているか)を語った宇宙物理学者 Neil deGrasse
   Tyson の講演について彼の思索を披露する。それから Adam Engst が、出版者
   の視点で考える方法について解説し、他の人々のために情報を作り出す人たち
   はすべて、それがどのような状況下のものであろうと、出版の世界で人々が学
   んできた教訓に注意を払わなければならないと語る。今週注目すべきソフトウェ
   アリリースは、TweetDeck 2.0、Firefox 16.0.1、それに Voila 3.3 だ。

記事:
     TidBITS イベントカレンダーを購読しよう
     "Take Control of Safari 6" で Safari の詳細を発見しよう
     "何が技術をかっこ良くする"、Neil deGrasse Tyson が語る
     出版者の視点で考えよう
     TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2012 年 10 月 15 日
     ExtraBITS、2012 年 10 月 15 日


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TidBITS イベントカレンダーを購読しよう
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     文: Adam C. Engst: <ace @ tidbits.com>, @adamengst
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13334>
     訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>

   前回の TidBITS Presents イベント(2012 年 8 月 22 日の記事“TidBITS
   Presents "Protecting Your Digital Life" を見よう”参照)の後、前もって
   十分な予告がなかった(そのことを記した電子メール号が出たのが月曜日の夜
   で、プレゼンテーションは水曜日の午後だった)という当然の苦情が多くの人
   たちから届いた。申し訳ないことをしました! 明らかに、私は記事“出版者
   の視点で考えよう”(2012 年 10 月 12 日) の中で自ら記した教訓に、もっと
   注意を払うべきであった。具体的には、自分自身が(TidBITS の号が届いても
   すぐに読むとは限らない)購読者の視点に立ち、複数通りの方法で情報を提供
   すべきであった。

<http://tidbits.com/article/13215>
   (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1140.html#lnk1>
   "TidBITS Presents "Protecting Your Digital Life" を見よう"
<http://tidbits.com/article/13317>
   (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1146.html#lnk3>
   "出版者の視点で考えよう"

   今後そのような問題が起こるのを予防するために、私は iCloud 上に TidBITS
   Events カレンダーを作成して、その中に TidBITS スタッフメンバーが参加し
   ようとしているすべての公開イベントを出版することにした。あなたがこのカ
   レンダーを購読するには、ただこの TidBITS Events リンクをクリックしてか
   ら、Calendar または iCal の中でカレンダーの購読を承認するだけでよい。
   (BusyCal の場合はあなたが何もせずとも黙ってカレンダーを追加する。)カ
   レンダーは毎週でなく毎日自動的に更新するよう設定しておくことをお勧めし
   たい。あとでカレンダーを探したいと思われた場合に備えて、TidBITS サイト
   のナビゲーションバーにも Calendar リンクを追加しておいた。

 
<webcal://p02-calendarws.icloud.com/ca/subscribe/1/1fykyeloNsBN_opxg3XN1vHn2aNkFQXaJ4OU7qCtkByNyW66ZiQ5u45FsnrUOp12GSWenFRvinLtm6E3HdtYK1nXJlwEy1YuiJogx7aU-C0>
<http://tidbits.com/resources/2012-10/Calendar-subscription-dialog.png>

   購読者の視点に立つと宣言した私なので、これらのイベントにはそれに付随し
   てリマインダーが出ることのないようにできる限りの努力をした。リマインダー
   など出て欲しくないと思う人が大多数だろうからだ。もしもイベントに対する
   リマインダーを出したいと思われるのならば、そのイベントをあなた自身のカ
   レンダーのどれかにコピーして、そちらにあなたが適切と思うリマインダーを
   付けて頂きたい。(Calendar の中では、そのイベントをサイドバー上の新規
   のカレンダーの中へドラッグすればよい。BusyCal の中では、イベントをコピー
   してからペーストする必要がある。)また、イベントには可能な限りそれに関
   係する URL を含めるよう努めたいと思っている。もちろん大きなイベントは
   これまで通り TidBITS 自体の中で発表するが、マイナーなイベントや、ほん
   の少数の人たちしか参加できないであろうイベントについては、TidBITS 自体
   の中でなく TidBITS Events カレンダーのみに現われることもあるだろう。

   私自身のイベントで間もなく起こるものについては既にすべてこのカレンダー
   に追加してある。主として、2012 年 10 月 19 日の MacTech カンファレンス
   での開発者向けパネルディスカッション "Working with the Press" と、ニュー
   ヨーク州 Oneonta で 2012 年 11 月 1 日に開催される MUGONE ミーティング
   に関するものだ。これらをもとに、それぞれの会場で私を見つけて下さればと
   思う。他の TidBITS スタッフたちの予定も判明し次第このカレンダーに追加
   して行くつもりだ。いずれは、どんなイベントもその日程が決まり次第追加し
   たいと思っているけれども、あまり公式でないイベント、例えば私たちの公開
   スタッフミーティングなどについては、ずっと早くから事前に通知することは
   できないかもしれない。それは単に、その種の集まりは正確な日時をあまり早
   くに決めることがないというだけの理由からだ。(だからこそ、カレンダーは
   毎週でなく毎日アップデートする設定にするようお勧めしているわけだ。)

   何か質問や提案などをお持ちなら、どうぞコメントに書き込んで頂きたい。私
   としては共有カレンダーを使っての出版は初めての経験なので、あらゆる可能
   性を予測するよう努めたとはいえ、何か見落としがあればぜひお聞かせ願いた
   いと思っている。


   ----
   コメントリンク: <http://tidbits.com/e/13334#comments>
   Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/13334>


"Take Control of Safari 6" で Safari の詳細を発見しよう
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     文: Adam C. Engst: <ace @ tidbits.com>, @adamengst
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13332>
     訳: 亀岡孝仁 <takkameoka @ kif.biglobe.ne.jp>

   勿論、殆どの人は Safari の中で困らない程度には Web を歩き回ることが出来る。
   しかし Apple は長年に亘って Safari を改良し続けて来ており、そこには多くの
   人が気付いていない機能の宝庫がある。これらの機能 - そしてショートカット
   - を Sharon Zardetto よりも上手に明るみに出せる人はいない。そして彼女は
   "Take Control of Safari 6" を携えて戻ってきた。これは皆さんが Safari をよ
   り速く、より賢く、そしてより良く使える様にとの願いからである。(何故ならば、
   例え話をすると、セレンゲティ国立公園の猛獣たちを追うのに、ガタガタ揺れる
   Land Rover に乗った心もとない旅行者としてよりも、超望遠レンズを使って確信
   を持って追いかける方が良いとは思いませんか?)

<http://tid.bl.it/tco-safari-6-tidbits>

   あなたの Safari の高等教育でまず最初にするのは、あなたの環境、とりわけツー
   ルバー、ブックマーク、そしてトップサイトのカスタマイズであろう。次は、鍵
   となるブラウジング技術の探索で、前に訪れたことのあるサイトに手早くアクセ
   スする、複数の Web ページを同時に開く、そして開いたタブをあなたの Apple
   機器間で同期する等がある。更に、Web 一般そして見ているページでの検索を基
   本を超えて行う、自動的にフォームに記入する、保存したパスワードを管理する、
   後で読むためにページを手元に置いておく、そして Safari の機能セットを拡張
   する最も価値ある機能拡張を見つけ出すやり方についての進言が得られる。
   "Take Control of Safari 6" は 143 ページに及ぶ詳細にわたる調査とテストの
   内容で $10 である。

   (注意すべきは、Safari 6 は 10.7 Lion でも 10.8 Mountain Lion でも働くが、
   Lion に対する機能セットには多少制約があり、その違いについても Sharon は言
   及している。もし 10.6 Snow Leopard や 10.5 Leopard の方が良いと言うのであ
   れば、"Take Control of Safari 5" が妥当で今でも入手可である。)

<http://tid.bl.it/tco-safari-5>

   具体的に言うと、"Take Control of Safari 6" では次のやり方が学べる:

* リンクを新しいタブ或いはウィンドウに、或いはあなたの Reading List にロー
   ドする。

* 膨大なブックマークの収集を整理する。

* あなたの履歴の中のページを掘り出す、たとえそれがブックマークされていな
   い、或いは Reading List に入っていない場合でも。

* 複数ページにまたがる、広告満載の記事を読者にやさしいレイアウトで読む。

* 悪人に Web であなたが何処にいたかを追跡されるのを防ぐ。

* Safari が保存しているパスワードをアップデートする。

* あなたに代わって Safari に大抵のフォームに記入させる方法を学ぶ

* 小さすぎるテキストフィールドを、より簡単にタイプしそして編集するために
   拡大する。

* 後でしっかり読むためにページを Reading List に加える。後で読むのは、オ
   ンラインでもオフラインでも、そして別の機器からでも出来るようにする。

* 有益なl Safari 機能拡張を使って、広告をブロックする、画像をズームする、
   パスワードをタイプする時見える様にする、等々を行う。

   TidBITS メンバーには如何なるTake Control 注文、一冊の電子本でもそれ以上で
   もに拘わらず、に対して 30% 引きとなる。この 30% 引きの注文を入れるには、
   Member Benefits ページに行き (必要ならばナビバー経由でログインして)、オレ
   ンジ色の Take Control バナーをクリックする。

<http://tidbits.com/your_benefits.html>


     ----
   コメントリンク: <http://tidbits.com/e/13332#comments>
   Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/13332>


"何が技術をかっこ良くする"、Neil deGrasse Tyson が語る
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     文: Jeff Porten: <jporten @ gmail.com>
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13321>
     訳: 亀岡孝仁 <takkameoka @ kif.biglobe.ne.jp>

   何が技術をかっこ良くするのか? それが宇宙物理学者で科学伝道者でもある
   Neil deGrasse Tyson が Philadelphia での最近の ASIS/ISC2 セキュリティ会議
   の閉幕昼食会で提起した論題であり、彼はこの課題について興味深い見解を披露
   した。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Neil_deGrasse_Tyson>
<http://www.asis2012.org/Pages/Seminar-Home-Page.aspx>

   例えば、次の二つの極めて高速の飛行機を考えてみよう。SR-71 "Blackbird" は
   今でもこれまでに作られた最速の飛行機であり、計測された最高速度は Mach
    3.5 (2,600 mph 以上) である。しかし、今日これが飛ぶのを見ることが出来る
   唯一の場所は X-Men 漫画の中でしかない、何故ならばこれは 1999 年に退役して
   いるからである。もう一つの飛行機は Bell X-1 であり、こちらは初めて音速
   Mach 1 を超えた飛行機である (ええ、ご指摘の通り Bell X-1 は技術的にはロケ
   ットである)。Tyson はこの Blackbird は今でもとてもかっこ良いと思っている
   が、Bell X-1 の方は時代遅れで古臭いと思っている。(個人的には、X-1 は今で
   も結構かっこ良いと思うが、一つにはそのまがいもなくレトロな情緒のためであ
   ろう。)

<http://en.wikipedia.org/wiki/Lockheed_SR-71_Blackbird>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/SR-71_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)>
   "SR-71 (航空機) - Wikipedia"
<http://en.wikipedia.org/wiki/Bell_X-1>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/X-1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)>
   "X-1 (航空機) - Wikipedia"
<http://tidbits.com/resources/2012-10/Blackbird-BellX1.png>

   一方、これらの飛行機両方を現在我々が乗ることのできる最大の民間航空機
   Airbus A380 と較べてみよう。Tyson は業界観測筋の一人が言ったとして次の様
   に引用している、この飛行機は "豚を飲み込んだアナコンダ" の様な姿をしてい
   るが、乗ってみれば Philadelphia のホテルにチェックインしてチェックアウト
   したら Europe だったという感じである。最近どれぐらい多くエコノミークラス
   で飛んだかにもよるが、これはプラスかも知れない。しかしながら、あなたが余
   分の空間をどれ程ありがたいと思っても、A-380 を "かっこ良い" と呼ぶ人は全
   ての飛行機が秘密の反重力発生器を積んでいると信じる陰謀理論家だけであろう。
   A-380 は流線形には見えない、とりわけより高速の Concorde と並べたら -
   Tyson も私も Concorde はこれまでに作られた最も美しい飛行機だと思っている。

<http://miami.cbslocal.com/photo-galleries/2011/06/10/worlds-largest-passenger-plane-coming-to-mia/#photo-52514>
<http://en.wikipedia.org/wiki/Concorde>
   (日本語 
)<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%89>
   "コンコルド - Wikipedia"
<http://tidbits.com/resources/2012-10/A380-Concorde.png>

   最後に、Saturn V ロケットを考えて見よう。Tyson は、これは宇宙愛好家にとっ
   ては超かっこ良いと言っているが、これは残念ながら 1970 年代以降に生まれた
   人たちの一般的な認識からは消え去ってしまっているかもしれない。Saturn V は、
   これまで人類が作った飛行物体では一番大きい円筒であり、高さ、重さ、推進力、
   そして発射最大積載量のいずれでも記録保持者となっている。一つのロケットノ
   ズルは傍に立つ人間を小人の様にしてしまうし - Tyson が言うには、この中でお
   茶会を開ける - しかも Saturn はそれを _五つ_ も持っている。もしこれを現在
   のアメリカの後継機と較べてみたいと思っても、それはかなわない;米国は現在
   このクラスの発射台を持っておらず、新しいものを開発するまでロシアのロケッ
   トに間借りせざるを得ない。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Saturn_V>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3V>
   "サターンV - Wikipedia"
<http://en.wikipedia.org/wiki/Space_Launch_System>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/Space_Launch_System>
   "Space Launch System - Wikipedia"
<http://tidbits.com/resources/2012-10/SaturnV.jpeg>

   それで、何を言いたいのか? Tyson は、これら今でもかっこ良いデザインについ
   て興味深いことを言った。SR-71, Concorde, そして Saturn V - 全てのデザイン
   が今でも最先端だし、現代の観察者にとってもかっこ良い - は 50 才になる。こ
   れら三つ全部がもう現役を退いている。我々の今の最先端デザインの多くは 50
   年前には _存在_ しなかった分野で起こっており、そして 5 年以上たったものは
   救いようがないほど時代遅れになってしまうこともある。もしあなたが 30 才以
   下で、むかし "自動車電話" と呼ばれた分野があったのは何故かと不思議に思っ
   たことがあるのであれば、その答えは、これらのための優雅なベルト用ケースを
   誰も考え付かなかったからである。

<http://tidbits.com/resources/2012-10/DynaTAC.jpeg>

   Tyson の持論は、技術はそれがそのクラスで最高である限りそのかっこ良さの要
   素を持ち続けるというものである。それ故、ある特定の技術における最もかっこ
   良い物がもう数十年経っているという場合はいつでも、我々は基本的にその技術
   を放棄したのだということにすぐ気付く。もし我々がより大型のロケットやより
   高速の飛行機を発明していたならば、Saturn V や Blackbird は歴史的な遺物、
   Wright Flyer の様なものとして捉えているであろう - 私は Wright Flyer は視
   覚的には面白いとは思うが、乗りたいとは思わない。Tyson の考えを延長すると、
   私は今でも Bell X-1 はとてもかっこ良いと思う、何故ならば私は Mach 1 を超
   えて飛ぶ民間機に乗ったこともないし、これからもそのような機会が来るとは思
   えないからである。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Wright_Flyer>
   (日本語 
)<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E5%8F%B7>
   "ライトフライヤー号 - Wikipedia"

   私はこの見識を興味深いと思った、何故ならば私は中年のテック熱狂者で、そし
   て私の仲間の多くは "かっこ良い" と "かっこ良かった" との間の違いを認識し
   ていないかもしれないと思うからである。例えば、私の最初のコンピュータは
   Timex Sinclair 1000 であった。そして私はそのスタイルを私の母の当時の働き
   者 TRS-80 Model II に対して恐れを抱くことなく擁護する。しかしながら、だか
   らと言って、私の MacBook Air を黒いプラスチックで着飾らせ、そしてフラット
   キーボードを装着させようとは思わない。そんなことはこれまで考えたこともな
   い、何故ならば考える必要もなかったからである。デザインの変更と技術スタイ
   ルは、ある種の物事を見えなくしたり、ある種の質問を発せられないままにした
   りする傾向がある。これは我々の様な技術を毎日使っている人間にも当てはまる。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Timex_Sinclair_1000>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/Timex_Sinclair_1000>
   "Timex Sinclair 1000 - Wikipedia"
<http://en.wikipedia.org/wiki/TRS-80>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/TRS-80>
   "TRS-80 - Wikipedia"

   Tyson の見識をコンピュータキーボードにも当てはめてみることが可能である。
   キーボードは一世紀も前から存在する技術で我々皆が使っている。少なくともこ
   こでは、我々がこれを置き換えようとする努力がなされなかったわけではないし、
   そして私は、10 年、20 年以内に、多分もっと早く、キーボードを持った物は何
   でもどうしようもなく旧式であると見做されるようになると思う。というのも殆
   どの人が代わりに素晴らしい音声認識を使う方へ切り替えるからである。その後
   は、同じことが音声認識にも起こっても私は驚かないであろう。我々は、人間か
   らコンピュータへの脳インターフェースとか着用可能な仮想網膜ディスプレイと
   かを発明しているかもしれない。

   (余談だが、私は、この様な変化がオンライン通信、そして一般大衆と職業ライター
   の文章能力にどの様な影響を与えるかを是非見てみたいと思う。ワードプロセッ
   サの出現で本の長さが急激に長くなり、そして逸話的に言うと、私の仲間の多く
   がキーボード入力から口述への切り替えの難しさを経験している。何故ならば書
   くことと話すことは我々の脳の異なる部分を使うからである。私が思うに、コン
   ピュータは一般大衆の間での書くこととタイプすることの両方に対する必要性へ
   の認識を高めた。もっとも、1980 年代や 1990 年代にはこれら両方共が旧式の教
   育要件であると繰り返しそして誤って予見された。そしてまた、当時の予見とは
   異なって、一般大衆はプロの品質で書くことを学ぶことは無かったし、物書きの
   プロがすたれることもなかった。しかし、優秀な口述システムが広く使われるよ
   うになれば、将来のオンラインのそしてプロの書きものの _内容_ に間違いなく
   影響を与えると思われる。)

   この論議は Apple の技術の使用者にはとりわけ興味深い。Apple ユーザーはほぼ
   間違いなく一般大衆よりも美学を大切にする。洒落た MacBook Air や iPhone に
   気を取られて、最先端こそが我々の辿りつくことが出来る最善の未来であるとい
   う考えに行ってしまいがちである。しかし、我々が享受している技術は全て一連
   の発見と設計上の決断に依存しており、発見されなかったり、より良いとされる
   オプションに負けたり、或いは単に見捨てられたりした技術の故に見逃してしま
   っているものが何であるかを我々は知ることは無い。古代のギリシャ人は蒸気エ
   ンジンの原理は知っていたが、それを子供の玩具以上のものに使ってみることは
   無かった;もし産業革命が 2 千年前に起こっていたら、我々は今何処にいるであ
   ろうかを考えてみるのも面白いであろう。

   技術の中には自ら欠けている代替手段を考えさせるものもある;タイプ速度の低
   下を感じたことのある人なら誰でも、この年来の技術は果たして我々が出来た最
   善のものなのだろうかと思ったことがあるであろう。同様に、他の国が実証して
   いる様に (少なくとも、私に対しては)、我々の自由市場、セルラー技術に対する
   分断化が、我々がクラスで一番のワイヤレスインターネット速度を得られない一
   因である。Tyson の発見的問題解決法は、我々の技術を検証しそしてそれが何で
   ないかに気付くためのもう一つのツールを提供している。私は私の MacBook Air
   をすごいと思っているが、その形は私が 1990 年代に買った PowerBook Duo に著
   しく似ている。このことは _恐らく_ この PowerBook のデザインはそれ以降の競
   合するデザインを蹴散らせるだけ強かったことを意味するのであろうが、もし我々
   が今後 10 年、20 年に亘って未だラップトップに折り畳み形状の筐体を使ってい
   るとしたら、警告に値するであろう。我々はまた、iPad の様な新しいデザインパ
   ラダイムが提示された時、我々の最初の反応はキーボードをその上に乗っけたく
   なるのは何故なのか問うべきなのであろう。

<http://tidbits.com/resources/2012-10/MacBookAir-PowerBookDuo.png>

   宇宙探査に限って言えば、Tyson は 1960 年代の技術設計を神聖視するのは深刻
   な問題であると認識することを求めていた。もし Saturn V があなたにかっこ良
   いと見えるなら、それはあなたが過去に囚われているし、そしてまた我々は衆知
   を集めてもっと良い仕事がそれ以降で来ていないのは何故なのか政府や民間業界
   に合法的に問いただすべきであることを意味する。Tyson は宇宙の短期的な軍事
   化は避けられないと付け加えた - 我々が平和的な探査のために共同作業が出来る
   のであれば、我々はそれを最初に地球上でやっていたはずである、従って 1960
   年代に宇宙競争を駆り立てた同じ軍事競争要因が今日でも存在している。しかし
   ながら、彼は中期的にはもっと希望を持っている:新しい技術が巨大な資源を我々
   にもたらしてくれるので、例えば小惑星群にある鉱物資源の様な、人類の歴史を
   通して戦争に駆り立ててきた希少性が取り除かれるかもしれない。Tyson はまと
   めとして、宇宙探査に対する国の理念はその社会に対する彼らの理念の秀逸な表
   現であると言った - これは楽天的とも気が滅入るとも取れるであろうが、それは
   我々の探検に対する意思をあなたがどう見ているかに依っている。

   最後に私からの進言:私は今や Neil deGrasse Tyson を熱狂者のための会議で、
   そして謝礼付講演と思える場で見たことになる。彼は、積極的に信者に説いてい
   る時はより熱が入っている様に見えたが、彼は私がこれまで直接見たことのある
   講演者の中でも最も楽しませてくれるそして教育的な一人である。私はこの記事
   で彼の一時間に及ぶ講演の恐らく三分の一程度しか取り上げておらず、残りは全
   く触れていないことからも、彼の大きさと深さについては想像して頂けるであろ
   う。もし彼を直接見る機会があるのであれば、ためらわずに行くべきである。


     ----
   コメントリンク: <http://tidbits.com/e/13321#comments>
   Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/13321>


出版者の視点で考えよう
----------------------
     文: Adam C. Engst: <ace @ tidbits.com>, @adamengst
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13317>
     訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>

   パーソナルコンピュータ、とりわけ Macintosh と LaserWriter というダイナ
   ミックな組み合わせが、印刷による出版というものに革命を引き起こした。パ
   ンフレットでも、チラシでも、あるいはニュースレターでも、ごく簡単に作る
   ことができるようになったからだ。それからインターネットのお陰で、私たち
   個々人の出版能力はますます拡張されて、誰でも大量に電子メールを送ったり、
   ブログを始めたり、ウェブサイトを作成したりもできるようになった。そう、
   TidBITS が存在するのは、Mac とインターネットの組み合わせのお陰なのだ。
   それなしで、たった 22 歳の二人が出版を始めて、ほとんど何もない予算の支
   えで書いたものを何万人もの読者に届けることが可能となっただろうか?

   デスクトップ出版の結果として身代金要求の手紙風の文字がほとんど犯罪的に
   使われるようになってしまったという議論は散々言われてきたし、アマチュア
   たちの手で本当に酷いウェブサイトが濫造されるようになったという批判も積
   もり積もっている。けれども、賢いプログラムやテンプレートがあるお陰で、
   今では誰でもある程度魅力的なものを作り出すことができる。しかしながら、
   だからといってそうした出版物が、それらが今ある状態で、情報を伝達すると
   いう本来の目的を十分に果たしているということにはならない。

   今やビジュアルなデザインが大きなハードルではなくなったことで、大多数の
   アマチュアにプロの出版者の持つ全体的な物の見方が欠けていることがむしろ
   はっきりと見て取れるようになった。そうして、重要な詳細情報の欠落した、
   すぐに期限を過ぎてしまう、オンラインで容易く見つけられない、といった欠
   陥のある出版物が世に溢れるようになってしまった。新学期にあたって私たち
   中学生の保護者たちの間でよく交わされる言葉は、子供たちの新しいクラスや
   クラブ、スポーツチームなどについて重要な詳細情報がさっぱり見つけられな
   いことについての不満だ。例えば、クロスカントリーイベントの保護者の顔合
   わせディナーの席で、学校の公式ウェブサイトに載っているレースの予定表は
   完全に間違っているので無視して下さい、という警告が主催者からあったくら
   いだ。そうして私たちにはその週の予定の正誤表が紙に印刷して配られたけれ
   ど、そんなやり方ではスケジュール表のアップデートをする際に間違えない方
   が不思議というものだろう。この記事では、息子の Tristan が加わったこの
   クロスカントリーチームを実例として使わせてもらうことにしたい。このイベ
   ントに付随する「出版物」の多くが、私たちが直面することの多い現実社会で
   の困難の、典型的な(概してうまく行った)実例になっていると思うからだ。

   忘れないで頂きたいのは、私が「出版物」という用語を極めて緩い意味で使っ
   ているという点だ。あなたが所属する読書サークルにあてて次のミーティング
   はいつかという問い合わせの電子メールを出せば、それもあなたの出版物だ。
   担任するクラスのブロクを先生が書けば、それも出版物だし、あなたがコミュ
   ニティーセンターの水泳教室に参加するための申し込み書を書けば、それもま
   た出版物だ。他の人たちが受け取るための情報をあなたが作り出す度に、とり
   わけあなたが個人的に知っているわけではない人たちのためにそれをする場合
   に、出版者としてあなたは挙動するのであって、そのコミュニケーションがう
   まく行くためには、あなたがプロの出版者としての考え方をする必要がある。
   いや、そんなに難しいことではないので、心配は要らない。


**読者の立場になって考えよう** -- この仕事の最も重要な部分は、聴衆の立場
   になってものを考えて、もしもあなたが読者だったならばその _あなた_ の必
   要をその出版物が満たせるものになっていると思えるように、気を配ることだ。
   そのために前もっていくらか余分の仕事をしておく必要があるかもしれない。
   出るかもしれない質問を想像して、それに対する備えを講じておいたりするこ
   ともあるだろうからだ。けれどもあとになってから個別の質問に一つ一つ答え
   るよりも(あるいは訂正や追加を出す必要に迫られるよりも)最初から完全か
   つ正確な情報を提供した方がずっと効率的であるのは明らかだろう。初めにこ
   のことに触れたのは、これはあなたが初めから終わりまでずっと念頭に置いて
   おくべきことだからだ。次の段階、つまり配布の作業に取り掛かる前から。

   Tristan のクロスカントリーチームについて言えば、聴衆はそのほぼ全員がラ
   ンナーの保護者であって、彼らの一番の関心事は事業計画、つまり練習や会合
   の時間と場所や、あるいはその他保護者に関係した細かいこと、例えばチーム
   のユニフォームの購入や、レースの写真の撮影や展示、家庭でのミーティング
   の手伝い、ランナーたちのための食料提供、といったことだ。組織の実際はい
   ろいろの事情をよく知った保護者たちの手で運営されているので、このクロス
   カントリーチームの運営はかなりうまく行っている。けれども Tristan が参
   加したことのある別の組織の中には保護者としての観点を持たない大人たちの
   手によって運営されていたものもあって、そういった組織では時として非常に
   フラストレーションの溜まることもあった。保護者たちが何を知っていて何を
   することを期待されているかについて、私たちには一度も知らされないまま勝
   手な思い込みで運営されたりしていたからだ。


**複数種類の配布方法を使おう** -- ここからが、プロの出版者らしい挙動が本
   当に必要となるところだ。忘れないで頂きたいが、出版者がお金を得られるの
   は人々がそのコンテンツを読み、聴き、あるいは見ることができて初めて可能
   となる。だからこそ、出版者たちはコンテンツができる限り広い範囲の聴衆に
   届けられるよう真剣に考えを巡らせるのだ。多くの場合、あなたの聴衆は一定
   の範囲内に限られている。例えばクロスカントリーのランナーたちの保護者と
   か、読書サークルのメンバーとか、そのコミュニティーセンターに参加できる
   地域の住人とかいった具合だ。それでも、あなたはその範囲の内部で最大限の
   人たちに届けようと望むわけだ。

   ここで「フィールド・オブ・ドリームス」の罠に _陥らない_ ようにしよう。
   つまり、あなたが何かを構築しても(例えばウェブサイトや、メーリングリス
   トや、Facebook グループや、その他何でも)必ずしもそれだけで人々がやっ
   て来るわけではない。あなたが自分で聴衆を探し出す必要があるし、彼らが必
   要とする情報を彼らが望む形で提供するようにしなければならない。形式がど
   うあれ、それがウェブサイト、メーリングリスト、公開 Google カレンダー、
   Twitter フィード、Facebook グループ、テキストメッセージであろうと、昔
   からある紙に印刷したチラシや小冊子であろうと、さらには旧来の電話連絡網
   やその他の口伝えの連絡方法であろうと、そのことは変わらない。複数通りの
   やり方を用意するのはとても重要なことだ。ある人のためには適した方法であっ
   ても、他の人に適しているとは限らない。もちろん、収穫逓減の法則というも
   のがここにはあるけれども、少なくともあまり変更されない詳細情報を載せた
   簡単なウェブサイトと、コミュニティーセンター用のメーリングリストくらい
   は最小限必要だろう。なぜなら、今の時代、ほとんどすべての人たちがインター
   ネットアクセスと電子メールアドレスは持っているからだ。(私たちの経験で
   は、テクノロジー業界の外では Facebook や Twitter は電子メールほどには
   行き渡っているとは言えない。)ただし、私が _ほとんど_ と言ったことに注
   意して頂きたい。あなたが連絡したい人たちの全員に連絡できていると確信が
   持てるまでは、紙による連絡や口伝えの連絡も重要な役割を果たすことがある。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Field_of_Dreams#Plot>
   (日本語 
)<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9#.E3.81.82.E3.82.89.E3.81.99.E3.81.98>
   "フィールド・オブ・ドリームス - Wikipedia"

   もしもあなたが電子メールを配布方法に選んだのならば、受け取ったら印刷し
   て欲しい書類を送りたい場合や、ビジュアルが強い意味を持つ書類である場合
   を除き、原則としてあなたの情報を電子メールメッセージの中に直接タイプす
   る(あるいはペーストする)だけにすべきだ。そうすれば、受け取った人は添
   付書類をダウンロードする必要がなくなる。必ずしもすべての受取り人が添付
   書類のダウンロードをできるとは限らないからだ。

   クロスカントリーチームの場合は、ほとんどすべての情報が保護者たちの運営
   するメーリングリストを通じて送られており、練習の第一週に子供たちが家へ
   持ち帰るプリントにそのメーリングリストへの参加呼びかけが載っている。そ
   の上、コーチの一人がブログを書いていてそこにスケジュールが載っている。
   そのブログへのリンクが紙のプリントにも印刷されているので、このプリント
   は重要な意味を持つ。理想的な世界においては、電子メール経由でブログ記事
   を購読することもできるだろう。そのような機能を提供するブログも多いし、
   それを使えば人々がわざわざ定期的にブログを訪れたり RSS リーダーを利用
   したりせずとも最新情報を得ることができるだろう。(RSS も、テクノロジー
   業界以外ではあまり使われていない。)

   問題は、学区のメインの公式ウェブサイトに載っている情報が時代遅れなこと
   で、そのため初めてクロスカントリーを走りたいと思っている生徒やその親が
   そのためにどんな診断書を用意する必要があり、練習がいつどこであるかなど
   といった情報を知るのが極めて困難となっていることだ。その結果として、最
   初の一・二週間はランナーたちがポツポツとしか集まらず、遅れて参加した生
   徒たちは保護者メーリングリストの重要性を説明したプリントを受け取りそび
   れる羽目になることも少なくない。(もちろん子供たちが帰り道にプリントを
   なくすこともある。)そういう場合、その生徒の親にとって重要な情報の入手
   源は中学一年生のあやふやな記憶力に頼るもののみということになり、正確な
   詳細情報を得られるかどうかは完全に運次第だ。人々がそのような羽目に陥る
   ことのないように、できる限りの努力を注ぎ込むのは意味のあることだろう。


**五つの "W"** -- いったんあなたが聴衆の懐に入り込むことができ、コンテン
   ツ配布の手段を確保できたならば、次にすべきは記者たちのノートブックから
   一ページを見せてもらい、それをじっくりと観察することだ。彼らは、すべて
   の記事に五つの "W" が完備するよう訓練を受けているからだ。五つの "W" と
   は、誰が (who)、何を (what)、いつ (when)、どこで (where)、なぜ (why)
   だ。時には、どのように (how) がこれに加わる。過去の出来事を紹介してい
   るのでなく将来について詳しく書くつもりがない場合などは、五つの "W" を
   多少調整しなければならないこともある。また、詳しいことをいったん書いて
   しまった後で、それを変更しても役に立たないような場合は、最初の試みの際
   に正しくなければ駄目になる。例えば、親たちに 6:00 AM に空港まで子供た
   ちを送ってくれるよう電子メールで連絡した後で、間際になってからやっぱり
   学校に 5:40 AM と変更しても混乱を起こすだけだ。では、それぞれの "W" を
   順番に見て行こう:

<http://en.wikipedia.org/wiki/Five_Ws>
   (日本語)<http://ja.wikipedia.org/wiki/5W1H>
   "5W1H - Wikipedia"

* 誰が (who): 一定の範囲の聴衆を相手にする場合には、何かが誰を狙ったこと
   なのかは言わずとも明らかなことかもしれない。例えばあなたのメーリングリ
   ストのメンバーにあてて出すような場合だ。けれどもそれ以外の場合には、誰
   にあてての話なのかを明確に示すべきだ。例えば、クロスカントリーのメーリ
   ングリストはチームのメンバー全員に届くが、時には代表チームがいつものチー
   ム(中学一・二年生)とは違った編成で競技会に臨むこともある。そんな場合、
   誰かから「どうしてうちにこの案内が届いたのですか?」という問い合わせを
   受けたくはないだろう。

* 何を (what): 何ごとにも目的がある。だから、あなたも読者に目的を告げる
   べきだ。もしもそれが申込書なら、はっきりそう書くべきだ。次回のイベント
   の詳細情報を共有しようとしているなら、見てそれと分かるように書くべきだ。
   この場合にも「どうしてうちにこの案内が届いたのですか?」という質問は防
   ぎたい。

* いつ (when): 時間は重要だ。とりわけ、競技会については欠かせない情報だ。
   近隣でのイベントなら、到着時刻と開始時刻を両方とも指定しておくのがよい。
   たとえ 15 分単位の情報でさえも、例えばオーケストラの演奏会の途中で人々
   が会場に入ってくるのを防ぐ役に立つだろう。イベントの準備をオンラインで
   している場合には、必ずタイムゾーンを明示するとともに、Every Time Zone
   ウェブサイトへのリンクを添えておくとよい。このサイトを使って誰もが時刻
   を自分のタイムゾーンのものに変換できるからだ。私は Google や iCloud の
   共有カレンダーが大好きだが(そして 2012 年 10 月 14 日の記事“TidBITS
   イベントカレンダーを購読しよう”にある通り TidBITS 用の共有カレンダー
   も始めたばかりだが)その種のカレンダーは聴衆の全員が購読可能だとは限ら
   ない。

<http://everytimezone.com/>
<http://tidbits.com/article/13334>
   (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1146.html#lnk0>
   "TidBITS イベントカレンダーを購読しよう"

* どこで (where): 当然のことながら、これは現実世界でのイベントに主として
   当てはまることだが、もしもあなたの情報に現実世界の要素が含まれているの
   ならば、少なくとも二つの方法で場所の案内を含めるべきだ。一つはオンライ
   ン地図へのリンクで、人々はそれを開いて見たり、必要ならば印刷したりもで
   きる。もう一つは、GPS に入力できる形での通常の郵送住所だ。私の場合、ラ
   ンニングクラブの相乗り待ち合わせの場所のようなものにまで Google Maps
   の保存位置情報を作ってある。これならば、待ち合わせの相手にそのリンクを
   送るだけで、いちいち獣医科大学の駐車場の西南の隅などと説明せずに済む。

<https://maps.google.com/>

* なぜ (why): 誰を相手にするかと同様、なぜ連絡しているのかは言わずとも明
   らかなこともあるが、そうでない場合には、明確すぎるほど明確にしておくべ
   きだ。例えば、クロスカントリーの保護者たちにあてた紙のプリントには、メー
   リングリストに参加することの重要性を分かりやすく説明することが何よりも
   重要だった。それに加えて競技会の予定表も印刷しておく必要があった。ここ
   でもやはり、「どうしてうちにこの案内が届いたのですか?」という質問に前
   もって答を出しておくという姿勢が大切だ。

* どのように (how): この最後の項目は、いつもちょっぴり仲間外れの感じがあ
   る。それは、ただ "W" で始まらないというだけの理由ではなくて、出版者と
   してものを考えたい人たちにとってこれは極めて重要な内容だからだ。他の人
   たちに何らかの行動を起こしてもらいたいと頼むことはよくあるが、その際そ
   の人たちがやり方を知っていると仮定することはできないからで、だからこそ
   あなたはその説明を提供しなければならないからだ。例えば、クロスカントリー
   のチームのために、私は Yogile と呼ばれる写真共有サイトをセットアップし
   て、親たちが競技会で撮影した写真をここにアップロードして皆が見られるよ
   うにした。このサイトの使い方は難しくはないし、とりわけ単純にアップロー
   ドするだけならばとても簡単だが、私はこのサイトについて初めてメーリング
   リストに書いた際に、注意深くその使い方を説明しておいた。二回目と三回目
   に私がメーリングリストに空のアルバムを投稿して誰でもそこへアップロード
   できるようにした際にも、私は簡単な説明を付けた。その後は同じことはしな
   くなったが、私は毎回自分のメッセージをコピーしてペーストし、更新された
   URL と電子メールアドレスも付けているので、他の親たちは毎回過去メッセー
   ジを検索してどうすればよいかを見つけ出す手間をかけずともよいようになっ
   ている。もう少し典型的な例を言えば、返信の必要なフォームのようなものが
   ある。フォームはどこにあてて返送すべきかが一目で分かるようにしておき、
   返送の締切期日も明確にしておくべきだ。もし可能ならば、複数通りの返送方
   法、例えばスキャンして電子メールで、ファクスで、通常の郵便で、その他の
   手段を提供するとよい。

<http://www.yogile.com/>


**すべてに事実チェックをしよう** -- これはかなり大変な作業なのであなたは
   気に入らないかもしれないが、やはり事実をすべてチェックしておく必要があ
   る。私は毎週月曜日、TidBITS 電子メール号に載る記事すべての内容を綿密に
   チェックするのに一日の大部分を費やしている。もちろん私とて完璧ではない
   が、この編集過程でたくさんの細かな間違いが見つかる。その大多数はあまり
   にも細かいことで気付く読者もほとんどないだろうと思われるものだが、時と
   してそれまでの編集過程で見落とされていた大きなミスを見つけることもある。

   あなたも、同じことをするべきだ。あなたが発信する内容の中に何らかの日付
   が含まれていれば、それが正しい日付かどうか確認しておこう。曜日も正しい
   ことを確認しよう。もしも何らかの場所が示されていれば、それが正しい場所
   であることを確認するとともに、それが最新情報であることも確かめるべきだ。
   (去年、私たちは子供たちを練習終わりに競技場近くの「大きな岩のあるあた
   り」に迎えに行くよう指示された。ところが、誰も確認しなかったので、夏休
   みの間にその大きな岩が撤去されてしまっていたことに誰も気付かなかった。
   そんな場合も、Google Maps にピンを立てておけば役に立っただろうに。)

   事実チェックしておくべき最も重要なことは、あなたが提供する説明や指示の
   内容だ。なぜなら、もしもあなたの説明が間違っていれば、あるいは指示が分
   かりにくければ、あなたはすべての人たちにそれぞれ自分で問題の解決にあた
   るよう要求しているのと同じことになるからだ。


**首尾一貫が大切** -- 朝刊が毎朝出るということを、意識したことがあるだろ
   うか? あるいは、TidBITS が毎週一定の見栄えを保っていることはどうだろ
   うか? それは、プロの出版者が人間というものは習慣の生き物であるという
   ことを知っており、出版するものに一貫性を持たせることによって人々に注目
   してもらえると知っているからだ。あなたが一貫性を持つためには、主として
   二つの方法がある:

* 決まったスケジュールで出版する。私はクロスカントリーのメーリングリスト
   にあてて、競技会の度にその数日前に新規の空のフォトアルバムを電子メール
   送信するようにしている。複数の競技会に関することを一つの電子メールで送
   ることは決してしない。なぜなら、それをすると混乱を招くかもしれないから
   だ。同じように、コーチのブログは毎週更新されるので、毎週月曜日にコーチ
   のブログをチェックすればその週のスケジュールが分かるようになっている。

* 毎回同じフォーマットを保つ。あなたが伝えたいのはどんな情報なのかをよく
   見定めて、毎回同じやり方でそれを伝えるようにする。こうすれば、それを読
   む人たちもあなたが伝えようとしていることがらの構造を一生懸命考える必要
   がなくなり、関連のある事実だけに注目して読むことができるだろう。


**聴衆をチェックしよう** -- 一般的に出版者は広告によって、または購読料金
   によって、お金を得ているが、いずれの場合についても、聴衆についてしっか
   りと知ることが極めて重要となる。おそらくあなたは新聞社が購読者の総数を
   把握したがるほどには聴衆の数を気にしたりしないだろうが、それでもあなた
   の仕事がどの程度の数の人々に届いているかを知るのはやはり重要なことだ。
   なぜなら、もしもあなたの声がある人々に届いていなければ、それは将来あな
   たの組織に(あるいは少なくともその人たちに、そしてあとになってあなたに
   も)大きな問題となるかもしれないからだ。

   例えば、クロスカントリー選手の保護者たちの中にはメーリングリストを使え
   ないという人たちもいるので、初めての自分の学校での競技会の後も子供たち
   を迎えに行かなければならないことを知らなかったという人も出てくる。ある
   いは子供たちが競技会の会場から電話をかけても、親の方がどこへ迎えに行け
   ばよいのか分からないということもある。もしもコーチが気を配って選手全員
   が少なくとも一人ずつの親にメーリングリストに参加してもらっていることを
   確認してさえいれば、彼女もあれほどたくさんの時間を費やして、苛々した親
   たちの一人一人に電話をかけ、レースのゴール地点がどこにあるのか道案内を
   する羽目になることもなかっただろう。

   すべての人たちに連絡できていることを確認するためには、別の手段を使って
   コミュニケーションすることが必要となることが多い。例えば電子メールを送
   ることによって全員がウェブサイトを知っていることを確認したり、あるいは
   電話をかけることによって全員がメーリングリストについて知っていることを
   確認したり、といった具合だ。


**援助の手を得て、継承の計画を立てよう** -- 最後に、すべてをその場限りの
   やり方でするよりも、システムを作り上げておく方が絶対に優れている。これ
   もまた、プロの出版者たちの秘密の一つだ。彼らの目標は、どんなに多くの情
   報源からの情報でも取り込んで、それをもとにコンテンツを生み出すことので
   きる、出版マシンを築くことだ。どんなものであれマシンさえ築いておけば、
   それが単なる一連の手順書で他の人がそれに従って作業をするという程度のも
   のであっても、あなたの出版物はあなたが自分一人ですべてをこなし切れなく
   なった時点を過ぎた後も出版を続けられるようになる。そのような時点が訪れ
   るのは、仕事の量が一人でするには多すぎるからということもあるだろうし、
   またあなたがいつまでもそのグループを率いたくないという気になったり、あ
   るいは子供が学校を卒業したり、チームを辞めたりといった事情からのことも
   あるかもしれない。

   将来コンテンツを寄稿してくれる人たちや、あなたの役割を代わって引き継い
   でくれる人たちのことを念頭に置いて、そのような人たちのために技術的な技
   能をキープできるようにしておくのはとても重要なことだ。学区の公式ウェブ
   サイトにおける一つの問題は、それが一般に使われているコンテンツ管理シス
   テム Joomla に依存している点だ。残念なことに、その理由が古いバージョン
   の Joomla を使っているのが原因なのか、それともアップデートがインストー
   ルされないままなので何年も前にセットアップされた際の間違いがその後も対
   処されずに残っているからなのかは分からないが、このサイトはあまりにも使
   い勝手が悪いので、多くの教師やコーチや管理者たちはサイトを使うことがで
   きないかそれとも使いたがらないかのどちらかになり、その結果としてサイト
   にある情報は不完全かつ時期遅れのものとなったままだ。

<http://www.joomla.org/>

   結びに一言。出版というのは何も最先端科学ではない。単に、読む人たちの立
   場でよく考えて、細かいことにもよく気を配り、一貫性を保とう、というだけ
   のことだ。それさえすれば、あなたの出版したものはきっとその情報をうまく
   届けることができるだろう。


   ----
   コメントリンク: <http://tidbits.com/e/13317#comments>
   Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/13317>


TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2012 年 10 月 15 日
------------------------------------------------------------
     文: TidBITS Staff: <editors @ tidbits.com>
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13336>
     訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>

**TweetDeck 2.0** -- Twitter 社のアプリとしてはいつも Twitter アプリの影
   に隠れて二番手の扱いを受けているようにも見えるが、TweetDeck 2.0 は同社
   のカラムベースのクライアント TweetDeck アプリに大幅な見栄え上の変更を
   いくつか提供する。新しい明色のテーマと、フォントサイズを変更できる機能
   (ただし小・中・大のみ) やその他のデザイン調整のお陰で読みやすさが改善
   されている。機能上の変更としては、あなたがフォローしていない、あるいは
   スパム送信者と報告した人たちからの tweet を削除する機能、ポップアップ
   ウィンドウの位置を変更できる機能、Timeline カラムでリツイートの繰り返
   しを取り除ける機能、通知サウンドの音量削減、Growl 通知との間で起こった
   表示上の問題点の解消などがある。(無料、1.3 MB)

<https://itunes.apple.com/app/tweetdeck/id485812721?mt=12>
<http://blog.twitter.com/2012/10/a-new-look-for-tweetdeck.html>
<http://tidbits.com/resources/2012-10/TweetDeck-2.0.png>

   TweetDeck 2.0 へのコメントリンク:
<http://tidbits.com/article/13338#comments>


**Firefox 16.0.1** -- Firefox ウェブブラウザにバージョン 16.0 をリリース
   してから間もなく、Mozilla はそれを置き換える Firefox 16.0.1 を出して、
   悪意のあるサイトによってあなたが訪れたことのあるサイトが特定され、それ
   らのサイトの URL や URL パラメータを判別される潜在的可能性があるという
   セキュリティ脆弱性に対処を施した。バージョン番号に惑わされてはいけない。
   Firefox 16 はもともとマイナーリリースであった。Mac ユーザーにとって最
   も重要な点としては、VoiceOver の限定的なサポートが提供された。ただし
   Mac-cessibility の Josh de Lioncourt によればそのパフォーマンスは良く
   ないという。また、Mozilla によれば Firefox 16 でウェブアプリの初期実装
   が導入され、それらはユーザーによりインストールされた標準的なウェブテク
   ノロジーを用いて定義され、自己完結で動作し、ウェブブラウザを常に必要と
   することはなく、オフラインでも動作するようビルドすることも可能だという。
   Mozilla ではそれらのウェブアプリをホストする Mozilla Marketplace を開
   発中で、これは Google Chrome 用にビルドされたウェブアプリをホストして
   いる Chrome Web Store に似たものだという。Firefox 16 のその他の変更点
   としては、新しい開発者ツールバー、ウェブコンソールでのエラーカウント、
   開発者たちがキーボードで素早くアクセスできるコマンドラインの新設、それ
   からいくつかのバグ修正がある。一部のユーザーにとって未解決の問題として
   は、Gmail のメイン画面でスクロールが遅くなるバグがある。(無料、33.3 MB、
   リリースノート)

<http://www.mozilla.org/firefox/new/>
   (日本語)<http://www.mozilla.jp/firefox/>
   "次世代ブラウザ Firefox ― 高速・安全・カスタマイズ自在な無料ブラウザ"
<https://blog.mozilla.org/security/2012/10/10/security-vulnerability-in-firefox-16/>
<https://developer.mozilla.org/docs/Apps/Getting_Started>
<http://maccessibility.net/2012/10/09/mozilla-firefox-v16-0-introduces-preliminary-voiceover-support-on-os-x/>
<https://chrome.google.com/webstore/category/home>
<http://www.mozilla.org/firefox/16.0.1/releasenotes/>
   (日本語)<http://www.mozilla.jp/firefox/16.0.1/releasenotes/>
   "Firefox 16.0.1 リリースノート"

   Firefox 16.0.1 へのコメントリンク:
<http://tidbits.com/article/13333#comments>


**Voila 3.3** -- Retina ディスプレイモデルの MacBook Pro との互換性を改
   善することを主目的に、Global Delight が Voila 3.3 をリリースし、このス
   クリーンキャプチャ用ユーティリティの Retina ディスプレイ上のスクリーン
   ショット特有の数多くのバグに対処した。また、複数モニタ構成に関係するい
   くつかのクラッシュや、MacBook Air 上でビデオが壊れる問題が修正された。
   Retina ディスプレイモデルの MacBook Pro を持っている人は、Voila の
   Export 環境設定でいくつか異なる書き出しフォーマットから選べることに注
   意しよう。Retina ディスプレイのスクリーンショットがあまりにもサイズが
   大きくて電子メールでの送信やブログへの投稿ができない場合、この機能を使っ
   てよりコンパクトなフォーマットで書き出しすることができる。(直接 Global
   Delight からの新規購入は $29.99、その場合には TidBITS 会員に 25% 割引
   あり、Mac App Store からも入手可能、無料アップデート、13.8 MB、リリー
   スノート)

<http://www.globaldelight.com/voila/>
<http://www.globaldelight.com/blog/2012/10/voila-tips-101-some-quirky-features/>
<http://itunes.apple.com/us/app/voila-powerful-screen-capture/id407741870?mt=12>
<http://tidbits.com/member_benefits.html>
<http://www.globaldelight.com/blog/2012/10/voila-update-fixes-screen-capture-issues-on-the-macbook-pro-retina/>

   Voila 3.3 へのコメントリンク:
<http://tidbits.com/article/13330#comments>


ExtraBITS、2012 年 10 月 15 日
------------------------------
     文: TidBITS Staff: <editors @ tidbits.com>
     原文記事: <http://tidbits.com/e/13335>
     訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>

   今週はマルチメディア関係の ExtraBITS 項目が二つある。iPhone 5 をめぐる
   大騒ぎを笑いの種にした Saturday Night Live コントのビデオと、iOS 6 に
   おける本物の奇妙な点や問題点のいくつかを議論した Glenn Fleishman も出
   席する Macworld ポッドキャストだ。


**Saturday Night Live、iPhone 5 のテクノロジー系ブログによる扱いを攻撃**
   -- この Saturday Night Live のコント(寸劇)で一番驚くべき点は何か、私
   たちも判断しかねている。その面白さか、それともこれが Apple 関係のポッ
   ドキャスト全般を、さらにはこの業界全体をからかっていて、いいかげんな噂
   やデタラメな記事などを反射的に攻撃したものではないという点なのか、と。
   このビデオでは、CNET、Wired、Gizmodo その他のブロガーたちがインタビュー
   を受けて、iPhone 5 のさまざまの問題点、例えば新しい Maps アプリや、太
   陽の写真を撮影するとレンズのフレアが出る問題、薄過ぎて軽すぎること、傷
   が付きやすいこと、などについて語り出す。それらの問題を一気に片付けてく
   れる三人のゲストたちに期待しよう。(Hulu が米国以外では視聴できないこ
   とを、外国の読者の皆さんにあらかじめお詫びしておきたい。ひょっとすると
   YouTube やその他のビデオ共有サイトに、まだ NBC に削除されていないもの
   が残っているかもしれない。)

<http://www.hulu.com/watch/412897?playlist_id=1173>

   コメントリンク: <http://tidbits.com/article/13337#comments>


**Macworld、iPhone のセルラーデータ浪費と iOS 6 の問題点について議論**
   -- Glenn Fleishman が Macworld の Dan Moren と Lex Friedman とともにこ
   のポッドキャストで対談し、iOS 6 の問題点について語り合う。Wi-Fi に接続
   中でさえも、あるいは "Use cellular data" のスイッチがオフになっている
   アプリの中でも、iPhone がセルラーデータの消費を許してしまうという、ど
   うやらバグと思われる問題も話題となる。

<https://www.macworld.com/article/2011474/ios-6-quirks.html>

   コメントリンク: <http://tidbits.com/article/13331#comments>


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