TidBITS#1376 日本語版

TidBITS Japanese hosoka @ ca2.so-net.ne.jp
2017年 7月 15日 (土) 01:19:01 EDT


TidBITS#1376/10-Jul-2017
========================
   英語版: <http://tidbits.com/issue/1376>
   日本語版: <http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1376.html>
  
  
  今週号の TidBITS では、Mac 用のワードプロセッサについて、皆さんからの
  フィードバックをお願いする。ただ、人によって何をワードプロセッサと考え
  るかは何を好むかと同じくらいに異論の多い点だと分かったので、私たちが今
  回のアンケートでワードプロセッサをどう定義したかについてお読みになった
  上で、皆さんがお使いのワードプロセッサに関する意見を寄せて頂きたい。今
  週号ではまた、Adam Engst が Mac 上に美しい画像を表示させるためのいくつ
  かの方法を紹介し、Josh Centers が iOS 11 になって HomeKit に登場する新
  機能について語る。今週注目すべきソフトウェアリリースは、BusyCal 3.1.9 
  と BusyContacts 1.1.9、Parallels Desktop 12.2.1、DEVONthink/DEVONnote 
  2.9.13、それに Bookends 12.8.2 だ。

記事:
   好みの Mac のワード・プロセッサに投票を
   Mac のデスクトップ、スクリーンセーバー、ブラウザタブを飾る
   大草原の HomeKit のお伴: iOS 11 で登場するものは
   TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2017 年 7 月 10 日


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好みの Mac のワード・プロセッサに投票を
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  文: Adam C. Engst: <ace @ tidbits.com>, @adamengst, Josh Centers: <josh @ tidbits.com>, @jcenters
  原文記事: <http://tidbits.com/e/17326>
  訳: 清水 史彦 <qff01604 @ nifty.com>
  
  ワード・プロセッシングのアプリは、パーソナル・コンピュータと同じくらい
  昔からあるが、何を「ワード・プロセッサ」として見なすかについては、
  「最良の」ワード・プロセッサを決めるのとほとんど同じくらい議論百出と
  なる。TidBITS の読者に対するこの調査においては、私たちの目的は、ある
  特定のアプリに栄誉を与えることではなく、皆さんが使ってきたワード・
  プロセッサについて、皆さんの意見を集めるということだ。
  
  とは言うものの、何がワード・プロセッサとして見なされるのであろうか?
  プレイン・テキストのエディタはずっと昔からあるが、WordStar が 1978 年
  に登場した時、 _ワード・プロセッサ_ 、すなわち、テキストの編集が可能
  なだけでなく、印刷されたページの上で、それがどんな風に見えるかが
  コントロールできるアプリ、というコンセプトが世に広まった。WordStar
  はもう長いこと使われていないが、なかには、いまだにこれに頼っている
  職業作家もいる。最も有名なのは、George R.R. Martin、すなわち、
  「ゲーム・オブ・スローンズ」の作者だ。
  
<https://en.wikipedia.org/wiki/WordStar>
  (日本語)<https://ja.wikipedia.org/wiki/WordStar>
  "WordStar - Wikipedia"
  
  初期の Mac では、MacWrite, WriteNow, FullWrite Professional,
  Nisus Writer、そして、WordPerfect を含む多くの立派なワード・プロセッサ
  があったが、最終的には、Microsoft Word が市場を支配するに至った。
  Word は、Mac と Windows の両者で走るというのも理由の一つだ。
  Word の .doc フォーマットは、いろいろな意味で、たとえ、プレイン・
  テキスト以上のものである必要がない時でさえ、編集可能なテキスト文書を
  交換する際のデファクト・スタンダードである。簡単に言えば、Mac と
  Windows を使っている何百万人もの人たちにとって、Microsoft Word は、
  言葉を紙に書き記したいと思った時に考慮する唯一のアプリなのだ。
  
<https://en.wikipedia.org/wiki/MacWrite>
<https://en.wikipedia.org/wiki/WriteNow>
<https://en.wikipedia.org/wiki/FullWrite_Professional>
<https://en.wikipedia.org/wiki/Nisus_Writer>
<https://en.wikipedia.org/wiki/WordPerfect#Macintosh>
  (日本語)<https://ja.wikipedia.org/wiki/WordPerfect#WordPerfect_for_Macintosh>
  "WordPerfect - Wikipedia"
<https://en.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Word#Word_for_Mac>
  
  近年、Mac で、Word の最も手強い競合相手は、Apple の Pages だ。Pages
  は、波乱の歴史を経験している。Apple が、macOS と iOS の間でシームレス
  に切り換え可能なワークフローを強調した iCloud ベースの戦略に向かって
  動いたので、Pages の Mac と iOS バージョンには対立が生じた。一方の
  バージョンで文書を作成し、別のバージョンに移動させることは、できない
  ことではないのだが、このプロセスでは、しばしば何かが壊れたのだ。これ
  を解決するために、Apple は Pages を一新し、Mac では Pages 5.0 を
  スタートさせた。これによって、互換性問題の多くは取り除かれたが、それ
  は、Mac の多くの機能を失うことと引き換えであった。4 年経って、今に
  なってようやく、半ば統合された Pages アプリは、Pages 4.3 の機能に
  ほぼ肩を並べた。Pages 4.3 は、今なお、うまく動作しており、そして、
  広く所有されている (容易に入手できないにせよ) ので、私たちは、この
  調査において、二つのバージョンを分けた。
  
<https://en.wikipedia.org/wiki/Pages_(word_processor)>
  (日本語)<https://ja.wikipedia.org/wiki/Pages>
  "Pages - Wikipedia"
  
  もちろん、たとえ、Word や Pages が強力だとしても、それだけでは、話の
  全体からは程遠い。認知度は低いものの、多くのワード・プロセッサが、
  異なるアプローチを提供している。Take Control は、Word と共に始まり、
  Pages に切り換え、今では Nisus Writer Pro を使っている。なぜなら、
  Nisus Writer Pro は、執筆および文書レイアウト・ツール、しっかりして
  頼りになるコラボレーション機能、そして最も重要なことだが、他のワード・
  プロセッサがこれまでできなかったことを可能にする完全なプログラム言語
  という堅牢な一揃いを提供してくれるからだ。だが、こうした機能満載の
  プログラムは、行き過ぎになりかねない。時には、Bean, Growly Write、
  あるいは、Nisus Writer Express のような、小型で焦点を絞ったアプリの
  方が、よりふさわしいこともある。そして、オープン・ソースの世界で活動
  している人たち向けには、Open Office とその変種がある。
  
  
**別の調査のためのアプリ** -- もっと多くのワード・プロセッサを調査に
  加えられれば、私たちは嬉しいが、いろいろなやり方がある中で、ワード・
  プロセッサのリストを管理可能なサイズに留めるために、私たちは自制
  しなければならなかった。これを受けて、私たちは、オンラインのワード・
  プロセッサ、Markdown ベースの執筆ツール、プレイン・テキストの
  エディタ、デスクトップ・パブリッシング・アプリ、また、iOS だけのアプリ
  は含めていない。もし、十分な関心があれば、私たちは、これらのカテゴリー
  について、別の調査を行っても良いと思っている。以下、なぜ私たちが、これ
  らをこの調査から除外したかについて述べる。
  
* Google Docs のようなオンラインのワード・プロセッサは素晴らしい。
  と言うのは、オンライン・ワードプロセッサは、ワード・プロセッシングの
  ツールと、強力なコラボレーション機能という頼りになる組み合わせを提供
  することができるからだ。だが、これらは Mac のアプリではないため、これ
  らは、少々風変わりなインターフェースを有しており、基本システムとの統合
  がなされておらず、そして、Internet 接続が無ければ、しばしば全く動作
  しない。私たちは、Google Docs のコラボレーション・ツールのために、これ
  を大いに使うのだ。
  
* 他の多くの執筆ツールは、真のワード・プロセッサが有するフォーマット
  ならびにレイアウト機能を避けている。そして、こうした見かけだおしの機能
  は、真剣な執筆の妨げになると主張する。もし、テキストの終着点が、例えば
  ブログであれば、Byword や Ulysses のような Markdown ベースの執筆ツール
  の一つが、スタイルを若干整える執筆には最適かもしれない。こうしたアプリ
  に悪い点は何もないが、これらは、Word や Pages と同じカテゴリーには
  ない。
  
* さらにシンプルなのは、プレイン・テキストのエディタだ。これは、
  フォーマット機能を全く持たない。こうしたエディタは、Markdown, HTML,
  LaTeX、あるいは、他のマークアップ言語での執筆には依然として素晴らしい
  が、プログラマーにとってもっと興味のある機能に焦点を当てる傾向がある。
  私たちは、TidBITS の記事の執筆や編集に、BBEdit を長いこと使ってきた。
  そして、私たちの Web サイトにおける最終的なフォーマット用に Markdown
  を、バージョン管理のために Subversion を使っている。細かな設定を要する
  が有用だ。
  
* デスクトップ・パブリッシング・アプリは、別の方向に進んでいる。これ
  らは、しばしば、レイアウト・プログラム内で、完全なワード・プロセッサ
  を提供している。Adobe InDesign で簡単な報告書を書くことを妨げるものは
  何もないが、一般的には、費用と複雑さの両面で、それは行き過ぎだ。私たち
  は、InDesign に敬愛の念を持っているが、簡単な文書作成のために、それを
  持ち出そうとは思わない。
  
* 最後に、Pages や Word のように、Mac のアプリが iOS バージョンの仲間
  を持っていれば、便利かもしれないが、私たちは、ここでは Mac に絞り
  込んだ。ほとんどの iOS アプリは、特に執筆と編集に関して言えば、能力と
  使いやすさで、Mac アプリと競合するには至っていない。
  
  こうした全てを念頭に置いて、TidBITS の読者である皆さんの方を向いて、
  皆さんが Mac で使ってきたワード・プロセッサについて、皆さんの意見の
  共有をお願いする時が来た。私たちは、個人情報管理アプリ ("読者のお好み
  の個人用情報管理アプリは" 2016 年 1 月 18 日) や個人財務アプリ
  ("あなたの好みの Mac 個人財務アプリ" 2016 年 2 月 29 日) について
  行ったように、結果を収集して要約するつもりだ。この調査は、私たちの
  Web サイト上で、この記事の一番下に埋め込まれているし、あるいは、
  直接そこに進むこともできる。
  
<http://tidbits.com/article/16202>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1304.html#lnk4>
  "読者のお好みの個人用情報管理アプリは"
<http://tidbits.com/article/16293>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1310.html#lnk3>
  "あなたの好みの Mac 個人財務アプリ"
<https://goo.gl/forms/0PqrEka2ERgBkFkg1>
  
  
**評価に関する注意点** -- 皆さんが回答をクリックし始める前に、いくつ
  かの重要な注意点がある。
  
* 皆さんが個人的にかなり経験を積んでいるアプリについてのみ、どうか、
  評価していただきたい。つまり、数週間か数ヶ月の使用経験という意味で
  あって、以前一度起ち上げて、必要な機能が無いことがわかったというような
  ものではない。_皆さんが使用したことがないアプリについては評価を入力
  しないでいただきたい。_
  
* 私たちは、この調査で、多くのアプリをリストアップしたが、もし、皆さん
  が使っているアプリを私たちが見落としていたら、それを追加できるように、
  私たちに知らせてほしい。この調査を管理可能な状態に保つために、私たち
  は、フルに機能を有する、Mac ベースのワード・プロセッサに焦点を絞って
  いる。Web アプリ、任意の種類のテキスト・エディタ、デスクトップ・
  パブリッシング・ツール、iOS 専用アプリ、あるいは、今は開発が行われて
  いないようなものは、どうかご遠慮いただきたい。こうしたツールに悪い点は
  何もないが、私たちは、譲れない一線を示さなければならないのだ。
  
* あるアプリは、他のアプリよりも、多くの票を集めるであろう。なので、
  結果を見る時には、以下の点を考慮に入れていただきたい。票が多いという
  ことは、人気 (あるいは、投票システムの抜け道を上手く利用した結果) を
  示しているかもしれないが、ほんの少数であっても、非常に肯定的な投票を
  得たアプリは、依然として見てみる価値がある。
  
* 評価は、全体像を示すわけではない。なので、皆さんが使っているアプリ
  について、何が好きで、何が嫌いか、この記事のコメントで自由に言って
  いただきたい。私たちは、それぞれのアプリ用に、先頭となるコメントを
  あらかじめ用意した。どうか、皆さんの考えを、適切なコメント内に記入して
  いただきたい。アプリの名称を検索するのが、そのアプリに関連するコメント
  のスレッドを見つける最も速い手段であろう。
  
  私たちは、この結果について、来週報告するつもりだ。そして、最も多くの
  票を集め、最高の評価を得たアプリを発表する。ご協力に感謝する!
  
  
  ----
  コメントリンク: <http://tidbits.com/e/17326#comments>
  Tweet リンク: <http://tidbits.com/t/17326>
  
Mac のデスクトップ、スクリーンセーバー、ブラウザタブを飾る
----------------------------------------------------------
  文: Adam C. Engst: <ace @ tidbits.com>, @adamengst
  原文記事: <http://tidbits.com/e/17327>
  訳: 亀岡孝仁 <takkameoka @ kif.biglobe.ne.jp>
  
  初代の Mac の Desktop は単なる灰色で、Mac OS 8 が Desktop Pictures コ
  ントロールパネルを導入し、ユーザーが Desktop の背景として写真を設定出
  来るようになったのは 1997 年の半ばになってからであった。
  
  勿論、手元の豊かな開発者達はその様な機能をずっと前から提供していた。遡
  ること 1991 年には、私は Now Utilities にバンドルされていた DeskPicture 
  ユーティリティについて書いていたが、同時に、何枚もの写真を一度に保存す
  るに十分なディスク容量が無いことを嘆いていた ("Wallpaper Your Mac," 16 
  December 1991 参照)。
  
<http://tidbits.com/article/3307>
  
  多くの Web サイトで、目を奪う写真がいつでも手に入る今日からすると、そ
  の様な窮乏状態は想像すら出来ないであろう。今日ではソフトウェアを正しく
  選択しさえすれば、画像の収集を自らすることすら必要なく、自らの Desktop 
  のみならずスクリーンセーバーや新しいブラウザタブまでをも飾ることが出来
  る。
  
  
**Irvue、デスクトップを飾る** -- macOS のリリースの度に、Apple は一連
  の素晴らしい写真を Desktop 写真として提供してきた。でも、容量はやはり
  制限要因であることには変わりはない様で、Apple は約 160 の画像しか提供
  していないが、ほぼ 575 MB もの空間を占めている。そこからの選択は System 
  Preferences > Desktop & Screen Saver > Desktop から出来、そのファイルは 
  /Library/Desktop Pictures にある。そして、勿論だが、Desktop & Screen 
  Saver 設定ペーンからは、定期的に画像を循環させることも、無作為に画像を
  選び出す様にも設定出来る。
  
  私は、画像を切り替えるのは好きだが、何時も同じ写真が繰り返されると飽き
  てくる。160 枚の画像では、すぐ飽きてしまう - 又繰り返されたなと思わせ
  なくするに必要な枚数は、思うに、10,000 とか言う数ではなかろうか。私の 
  Photos ライブラリにはそのぐらいの数の写真があるが、背景写真には相応し
  くないもの、或いはそもそも画像品質が良くないものも過剰なほどある。
  
  これ迄にも、この問題を解決することを約束したユーティリティは数多く出さ
  れてきたが、目を奪う画像を十分に大きな源から引き出し、そして複数モニタ
  ーをもサポートするものに行き当たったことがない。しかしながら、今回 Igor 
  Savelev の Irvue を見つけた。これは無料のアプリで、画像を Unsplash か
  らダウンロードする。ここは 40,000 を超える写真家が寄贈した 200,000 を
  超える高解像度写真を掲示している Web サイトである。
  
<http://irvue.tumblr.com/>
<https://unsplash.com/>
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Irvue-screenshot.png>
  
  Irvue は、メニューバーからアクセスし、基本的なことは何でも出来る。もし
  一つ以上のモニターがあれば、個別に違う写真を置くことも出来るし、Desktop 
  の背景を定期的に、30分間隔から月毎まで、変えることも出来る。もし出てき
  た写真が気に入らなければ、Irvue に新しいものに変えさせることも簡単に出
  来るし (そして、その写真、又はその写真家をブラックリストに載せることも)
  、そして、特定の写真が好きであれば、それを手元に保存することも出来る。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Irvue-menu-bar.png>
  
  設定やショートカットも豊富で、そして Irvue にあなたの好みは横置きか縦
  位置の画像かも言える。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Irvue-Settings.png>
  
  Irvue を使う最も簡単な方法は、それを Unsplash の Featured と New "チャ
  ネル" に指定しておくことである - こうしておけば、広範囲なすごい画像を
  見逃さずに確保出来る。別に、3つの追加チャネルを加えることも出来る。チ
  ャネルは、特定の検索条件、写真家、或いは Unsplash コレクションに指定出
  来る。(ヒント:検索条件を入力した後で、+ ボタンをクリック、或いは Tab 
  を押して検索結果を見ること;もしこれをする前に Add をクリックすると、
  何も起こらない。) もし3つ以上のチャネルが欲しければ、アプリ内購入があ
  り、この制限を解除することが出来る。もし、1つ以上のチャネルからの写真
  を一堂に会させるためのチャネル管理をしたければ、Combined タブを使う。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Irvue-channels.png>
  
  
**Irvue 及び Google+ Featured Photos はスクリーンセーバー用** -- Desktop 
  写真と同様、Apple は、標準の macOS スクリーンセーバー用の画像を少々提
  供しているが、スクリーンセーバーを新鮮なものにしておくには、もっと沢山
  の写真が欲しい。
  
  Irvue にこれは組み込まれていないが、その理由はきっと Mac App Store の
  方針のせいと思われる、Igor Savelev は昨年末以来 Irvue のスクリーンセー
  バー版に取り組んできた。
  
  Irvue Screensaver はメニューバー版の Irvue と同じ様に働くが、オプショ
  ンは遥かに少ない。それは、写真を Unsplash の Featured チャネルから、特
  定の Unsplash コレクションや写真家から、或いは検索条件に応じたものから
  引き出させてくれる。複数ディスプレイに対しては、個別に異なった写真を表
  示する。
  
<https://github.com/leonspok/Irvue-Screensaver/releases>
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Irvue-screensaver.png>
  
  一つ大事なことがある。もし Apple の Gatekeeper がダブルクリックで Irvue 
  Screensaver をインストールさせてくれない場合は、それを Control-クリッ
  クして、Open With > System Preferences を選択する。これで Gatekeeper 
  のチェックを迂回出来る。
  
  Irvue Screensaver のインストールに対する邪魔に嫌気がさしている、或いは 
  Unsplash の画像は余り好きでないと言う場合は、Google+ Featured Photos 
  スクリーンセーバーを試されてはいかがであろうか。これはその画像を Google+ 
  Featured Photos コレクションから入手する。Google 編集者はこれらの写真を 
  Google+ 上で公に共有されている要件に合う画像から選んでいる。
  
<https://plus.google.com/featuredphotos>
  (日本語)<https://plus.google.com/featuredphotos>
  "Google の注目の写真のスクリーンセーバー"
<https://support.google.com/plus/answer/6129464>
  (日本語)<https://support.google.com/plus/answer/6129464>
  "Google で背景画像として取り上げられる写真 - Google+ ヘルプ"
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Google-plus-screenshot.png>
  
  敢えて総括すれば、Unsplash Featured チャネルには印象的な画像があるが、
  Google の編集者は、スクリーンセーバー用に更に息を飲む画像を収集してい
  る。残念なのは、Google+ スクリーンセーバーには自分で制御出来るものは何
  もない、何れくらいの頻度で画像を切り替えるかすらも (現状は約 5 分だと
  思う)。
  
  
**背景画像でブラウザタブを飾る** -- ちょっと前になるが、私は Momentum 
  ブラウザ機能拡張について書いたことがある。これは写真を 500px 写真サイ
  トから取ってきて新しい Chrome ブラウザタブ全ての背景とし使用するもので
  あった ("Momentum、ブラウザの新規タブに目の保養をもたらす" 16 December 
  2015 参照)。
  
<http://tidbits.com/article/16154>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1302.html#lnk2>
  "Momentum、ブラウザの新規タブに目の保養をもたらす"
  
  Momentum はまた、時計、挨拶を表示し、そしてその日のあなたの焦点を当て
  るものは何かをも尋ねてきた。それはまた、その他にも色々な情報を画面の周
  りに散らばせた。私は、間も無く素晴らしい画像に時計や挨拶が重複されるの
  に嫌気がさしてきたし、一日中同じ写真を見せられるのにも飽きてきた。この
  記事の中で、私はまた Flickr Tab Chrome 機能拡張、Firefox に対する Flickr 
  NewTab、そして Safari に対する Flume New Tab も紹介した。
  
<https://momentumdash.com/>
<https://www.flickr.com/chrome>
<https://addons.mozilla.org/en-Us/firefox/addon/flickr-newtab/>
<https://flumeapp.com/new-tab/>
  
  それ以降も、Chrome に対する他のタブ画像機能拡張にも行き当たったことは
  ある。正直言って、それらは皆似た様なものなので、一つインストールしてみ
  て、何か満足の行かないことがあったら、別のを試してみることに何ら支障は
  ない。現時点では、Unsplash Instant 機能拡張 (下に絵を示す) と Pixabay 
  Tab Background Images 機能拡張のどちらかが選択対象である。どちらも、素
  晴らしい写真を用意しており、追加のテキストは最小限である。どちらも、あ
  なたが特に気に入った画像をダウンロードさせてくれる。私の評価が低かった
  のは  Exposure New Tab 機能拡張で、これは画像の上に色々なテキストを付
  け加え、そして毎回違う画像を生成する様には見えないからである。
  
<https://instant.unsplash.com/>
<https://pixabay.com/en/blog/posts/pixabay-wallpapers-in-google-chrome-tabs-88/>
<https://exposure.co/apps/new-tab>
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Unsplash-Instant-screenshot.png>
  
  Safari ユーザーに対しては、Flume New Tab 機能拡張が主たる選択肢の様に
  見えるが、私は好かない。確かに色々な写真サイトからの写真にアクセスは出
  来るが、まず最初に認証しなければならず、それが面倒である。写真を取り込
  むのも遅く、映像は最初はぼんやりしており、それからはっきりしてくるのだ
  が、私はこれに不快感を覚える。もっと悪いのは、ページの中に横長の写真を
  タブ全体を埋めることをせずに、フレームに収めて表示することである。その
  写真をクリックすればタブを埋めてくれるが、これは不必要な手順である。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Flume-before-after-clicking.png>
  
  もっと良い選択肢がある。Georgia Institute of Technology の大学院生である 
  Payam Siyari が 18 行の HTML ファイルを書き上げた。これは Unsplash か
  ら写真を無作為に取り込んでくるものである。このファイルを Safari のホー
  ムページに設定しておくと、新しいウィンドウかタブを開く度に、素晴らしい
  新しい写真を取り込んでくれる。次の手順を踏む: 
  
<https://github.com/payamsiyari/Unsplash-Safari/blob/master/unsplash.html>
  
  1. この HTML コードを上記のリンクのページからコピーする。 
  2. それを TextEdit や同様のテキストエディターに作られた新しいプレイン
  テキストファイルに貼り付ける。
  3. それを unsplash.html の名前で Documents フォルダに保存する。
  4. Safari で、File > Open File を選び、そして unsplash.html を選択する。
  5. Safari > Preferences > General を選び、そして Set to Current Page 
  を選択する。
  6. New Windows Open With と New Tabs Open With ポップアップメニューの
  両方が Homepage に設定されていることを確認する。
  
  それだけである! それ以降は、新しいウィンドウ又はタブを開く度に 
  unsplash.html ファイルが起動され、それが自動的に新しい写真を Unsplash 
  から取り込む。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Safari-Unsplash-hack.png>
  
  
**他の目の保養?** -- あなたの Mac をインターネットから取り込んだ眩い
  ばかりの画像で飾る他の方法をご存知なら、コメント経由で教えて欲しい!
  
  
  ----
  コメントリンク: <http://tidbits.com/e/17327#comments>
  Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/17327>
  
  
  
大草原の HomeKit のお伴: iOS 11 で登場するものは
------------------------------------------------
   文: Josh Centers: <josh @ tidbits.com>, @jcenters
   原文記事: <http://tidbits.com/e/17316>
   訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>
  
  iOS 11 は今年の後半に登場するが、それに伴って HomeKit にも大幅な拡張が
  加えられる。変更点としては HomeKit デバイスのメーカーに関係することが
  最も重要だが、熱心な HomeKit ユーザーなら知っておくべき重要なインター
  フェイスやオートメーション細部の変更点もある。
  
  
**HomeKit エコシステムが拡張する** -- Apple のエコシステムに間もなく施さ
  れる変更は、HomeKit の全体的な状況を大きく変えるものとなるかもしれない。
  iOS 8 で HomeKit がデビューして以来ずっと、デバイスのメーカー各社には
  厳格な認定手続きを踏む必要があった。自社の製品の販売が許されるためには 
  Apple による承認があらかじめ必須で、特別のチップをデバイスに搭載する義
  務もあり、デバイスは特別の実験室で Apple によるテストに合格しなければ
  ならなかった。
  
  Apple がそのようにしているのにはセキュリティとプライバシーのための確固
  とした理由があるのだが、それでもこれは多くのメーカーにとってあまりにも
  厄介な要求であった。結果として、これまでのところ HomeKit ハードウェア
  の物語はどうひいき目に見ても短編小説規模であった。
  
  このエコシステムを成長させるため、Apple は方針を変更して、コストと複雑
  度の原因となっていた特別の HomeKit 専用チップを強制することを止めよう
  としている。代わりに、メーカー各社はソフトウェアを通じて HomeKit 認証
  を実装できるようになる。
  
  このことはつまり、市場に現存しているデバイス上にメーカー各社が HomeKit 
  対応を追加できるようになることを意味しており、その際にはハードウェアを
  更新する必要もないということだ。だからこそ、Belkin は Wemo シリーズの
  ホームオートメーション製品に HomeKit 対応を追加すると発表した (2017 年 
  5 月 18 日の記事“Belkin、Wemo に HomeKit 対応を追加”参照) し、Google 
  が所有する Nest も HomeKit 対応を考慮中なのだ。
  
<http://tidbits.com/article/17238>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1370.html#lnk6>
  "Belkin、Wemo に HomeKit 対応を追加"
<https://9to5mac.com/2017/06/15/nest-apple-homekit-siri-software-authentication-update-ios-11/>
  
  それでも、メーカー各社は今後も引き続きデバイスを Apple に提出してテス
  トを受けなければならない。けれども Apple はその手続きを効率化するため、
  自動化された認定ツールを増やすとともに、世界中でより多くの実験室を開設
  しようとしている。
  
  この変更の実際的な結末は、近いうちに今よりずっと多くの HomeKit 互換な
  センサー、スイッチその他のホームオートメーション用デバイスが登場して、
  その中から好きなものを選べるようになるだろうということだ。その際には、
  Apple の第一級のセキュリティと品質管理が犠牲とならないことを願いたい。
  
  それらの新しいデバイスの中には、これまで HomeKit のレパートリーに含ま
  れていなかった二つのタイプ、つまりスプリンクラーと蛇口もあるだろう。ス
  プリンクラーを自動化する利点は明らかだろうが、もっと興味深いのが蛇口へ
  の応用だ。Apple が示した実例は、庭の水まきや、シャワー室に入る前にシャ
  ワーを温めるといったものだ。私は以前からオートメーションに水と電気を組
  み合わせれば必ずや悲惨事が起こると思ってきたが、庭の園芸仕事を楽にして
  くれるものは何でも歓迎したいと思う。
  
  最後にもう一つ、ホームオートメーションのファンの多くは趣味のプログラマー
  でもあるという事実を考慮したのだろうか、Apple は Apple 開発者ライセン
  スを持つ人なら誰でも HomeKit Accessory Protocol Specification にアクセ
  スできるようにする。言い替えれば、$99 を払って Apple 開発者になりさえ
  すれば Arduino のようなプログラミング可能ウィジェットが手に入り、それ
  をハックして HomeKit を使いこなすことができるようになる。何かクールな
  プロジェクトが出現することを期待したいものだ。
  
  
**Control Center のデザインが変わる** -- ソフトウェアの側では、iOS 11 は
  デザインを一新した Control Center を備え、これが今までと少し違ったやり
  方で HomeKit とやり取りする。iOS 10 では Control Center に三枚のページ
  があり、第三のページが HomeKit の Accessory や Scene に対するコントロー
  ルを提供する。
  
  ところが iOS 11 で Apple は Control Center をたった一つのかなりゴチャ
  ゴチャしたページに押し込み、HomeKit のコントロールをたった一つのボタン
  に詰め込んだ。Home ボタンを _タップ_ して Home アプリを開き、そこに見
  える Home ボタンを _押す_ ことで、iOS 10 以来お馴染みの Home 盤が開く。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/iOS-11-Control-Center-HomeKit.png>
  
  iOS 11 では、Settings > Control Center > Customize Controls を使って 
  Control Center をカスタマイズできる。だから、HomeKit をよく使う人は、
  Control Center で配列を変えて Home ボタンをもっと使いやすい位置に置く
  こともできる。また、HomeKit なんか使わないという人は、Control Center 
  からそのボタンを消し去ることもできる。
  
  
**Accessory のセットアップが効率化** -- HomeKit のエコシステムが変化する
  ことにより、デバイスをセットアップする方法にも変更が必要となる。現在は、
  デバイスをアクティベートするにはメーカーが提供する HomeKit 認証コード
  をスキャンするか手で入力するかしなければならない。
  
  将来は、メーカー側に二つの新しい選択肢が生まれる。QR コード(小型のデ
  バイスにも収まる 10 mm × 10 mm のコード)と、Near Field Communication 
  (NFC、近距離無線通信) タグだ。NFC を使えばワイヤレスでデバイスの認証が
  でき、カメラでコードをスキャンしたりする必要もない。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/HomeKit-NFC.png>
  
  それに加えて、iOS 11 では Home アプリの中で Accessory をセットアップす
  る方法も変わる。iOS 10 では、新たにアクセサリーを追加したければ、まず
  そのアクセサリーの電源を入れ、そのデバイスがセットアップアシスタントの
  画面に現われるまで待ち、それからそれをタップして、その HomeKit コード
  をスキャンする必要がある。
  
  iOS 11 では、Apple が "enhanced setup process" と呼ぶ手順が導入される。
  実質的に、これはまず最初に HomeKit をスキャンすることを意味する。小さ
  いけれども重大なこの変更を Apple が採用したのには二つ理由がある:
  
* 多くの場合、HomeKit コードはデバイスの底面に書いてあるので、電源を入
  れてから見るのは難しい。メーカーはたいていこれとは別にコードを明記し
  たカードなども添えているが、その種のカードをなくしたり捨ててしまった
  りする人は多い。
  
* 複数の HomeKit Accessory を一度にスキャンしてセットアップできるので、
  デバイスを一つ一つ処理して行く面倒がなくなる。
  
  これらの変更のお陰で、メーカーにとってもユーザーにとってもアクセサリー
  のセットアップが楽になるはずだ。現実世界に誤りが起きやすいのを Apple 
  が考慮に入れていることも嬉しい。
  
  
**パフォーマンスの強化** -- 多くの HomeKit Accessory は、Wi-Fi ではなく 
  Bluetooth 経由でコミュニケーションをする。その難点の一つは、パフォーマ
  ンスが遅いことだ。私がスマートコンセントをオンに切り替えても、実際にそ
  の電源がオンになるまでには数秒ほどかかることが多い。
  
  iOS 11 で、Apple は HomeKit が Bluetooth デバイスとコミュニケーション
  をする方法を根本から書き換えて、Secure Broadcast Sessions と呼ばれる新
  しいシステムを使うようにした。分かりやすい言葉で言い直せば、これで遅延
  時間が数秒程度から一秒程度へと削減される。
  
  Apple によれば、iOS 11 と、更新されたデバイスのファームウェアさえあれ
  ば、それだけで速度が向上するという。私が今使っている iOS 11 のテスト用
  デバイスでも既に反応時間の改善が実感できている。これは単なる希望的観測
  かもしれないが。
  
  
**オートメーションの改善** -- オートメーションのファンなら、iOS 11 で 
  HomeKit に登場する新しいオートメーション機能のいくつかにワクワクした気
  持ちになるだろう。
  
  iOS 10 では、あなたが家を出ると自動的に照明が消えるように設定できたけ
  れども、他に誰かが家にいた場合、その人が暗闇に取り残されてしまう! あ
  りがたいことに、iOS 11 では位置情報ベースのトリガーが賢くなり、一つの
  トリガーを複数の人たちが使うことができるようになる。
  
  下のスクリーンショットで、iOS 10 での My Location Changes オプションが 
  iOS 11 では People Arrive Home と People Leave Home という二つの項目に
  拡張されたことが見て取れるだろう。
  
  残念ながら私の妻はまだ iOS 11 を走らせていないのでテストに参加できない
  が、いったん彼女がアップデートを済ませれば、少なくとも理論的には、私た
  ち二人ともが外出しない限りトリガーが呼び出されない Automation をセット
  アップしてテストすることが可能なはずだ。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/iOS-11-people-Automation.png>
  
  iOS 11 で登場予定の他のオートメーション機能をいくつか紹介しておこう:
  
* 人々を他の Automation での条件として使える。例えば、日の出の時刻に、
  誰かが家にいる場合にのみ呼び出される Automation を作れる。
  
* 時刻による条件を使うことができる。例えば、私と妻が外出した場合に照明
  を消すようにしたとして、その Automation が 7 AM から 5 PM までの間に
  のみ動作するようにできる。
  
* 相対的な時間オフセット、例えば日の出の 15 分前とか日没の 30 分後とか
  いったものが使える。また、これらの相対的な時間オフセット同士の間で 
  Automation が呼び出されるように設定することもできる。
  
<http://tidbits.com/resources/2017-07/Relative-time-offsets.png>
  
* Automation のタイマー設定ができる。例えば、ちょうど 5 分後にテラスの
  照明を点けるという Automation を作れる。
  
  WWDC のプレゼンテーションで、Apple は一回限りのオートメーション、例え
  ば 9 月 7 日の 9 PM といった特定の時刻に走るオートメーションを作るオプ
  ションにも言及した。けれども、私はまだ iOS 11 の Home アプリにそのよう
  な機能の兆候を見つけられていない。
  
  
**Zone に立ち入る** -- 最後にもう一つだけ、Home アプリに加わる大きな改善
  がある。Zone への対応だ。記事“大草原の HomeKit のお伴: 中心となる概
  念”(2016 年 11 月 3 日) で触れたように、Zone とは単にいくつかの Room 
  を集めたものだ。
  
<http://tidbits.com/article/16843>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1346.html#lnk3>
  "大草原の HomeKit のお伴: 中心となる概念"
  
  Zone を使う方法はいくつかあるが、最も明白な使い方は各階ごとに部屋をま
  とめることだ。すると、例えば Siri に「一階の照明を点けて」と言ったりで
  きるようになる。
  
  
**HomePod と AirPlay 2 はどうなった?** -- 確かなことが一つある。HomePod 
  は今後 Home 機能の拠点となり、Apple TV や iPad と並んで働くだろう。
  
  しかしながら、Apple は HomePod が HomeKit のインターフェイスとなるとい
  うこと以外、まだ何も言っていない。ただし同社は、iOS 11 と HomePod と共
  に AirPlay 2 も登場するとは述べた。AirPlay 2 は、Apple のメディアスト
  リーミング用プロトコルのアップデート版だ。
  
  AirPlay 2 についても Apple の口は堅い。現在分かっているのは次のような
  ことだ:
  
* Apple は AirPlay 2 が初代の AirPlay よりも信頼性が高いものにしたい
* AirPlay 2 は複数個のデバイスへの送信をネイティブにサポートする
* AirPlay 2 出力を Home アプリで(何らかの方法で)コントロールできる
* tvOS 11 デバイスは AirPlay 2 受信器として働く
  
  私は自分で試してみようと思い立って、tvOS 11 のベータ版をインストールし
  た。ところが、AirPlay 2 はデフォルトでオンになっていなかったので、私は
  ベータ版の Xcode をインストールしてそのオプションを有効にしなければな
  らなかった。数時間後、やっと私は Apple TV で AirPlay 2 を有効にするこ
  とができたのだが... その動作は AirPlay と何も変わらず、私の iOS 11 上
  の Home アプリでそれをコントロールできそうな兆候は見当たらなかった。
  
  だから、AirPlay 2 と HomeKit の協調について今の段階で言えることはまだ
  ほとんどない。今年の後半には、AirPlay 2、Apple TV、HomeKit、HomePod に
  ついて、Apple がもっと多くのことを発表するのではないか、私にはそういう
  気がしてならない。Apple がこんな風に口をつぐんでいるのには、きっと何か
  理由があるはずだ。
  
  
  ----
  コメントリンク: <http://tidbits.com/e/17316#comments>
  Twitter リンク: <http://tidbits.com/t/17316>
  
  
TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2017 年 7 月 10 日
-----------------------------------------------------------
   文: TidBITS Staff: <editors @ tidbits.com>
   原文記事: <http://tidbits.com/e/17332>
   訳: Mark Nagata <nagata @ kurims.kyoto-u.ac.jp>
  
**BusyCal 3.1.9 と BusyContacts 1.1.9** -- BusyMac が BusyCal 3.1.9 と 
  BusyContacts 1.1.9 をリリースして、Exchange Delegate Access に関係する
  クラッシュ一件を修正し、Google へのログインが失敗しても 15 分後に必ず
  再試行するようにした。カレンダーアプリの BusyCal はまた、BusyContacts 
  をバックグラウンドで起動する際に起こったウィンドウリサイズの問題を修正
  し、添付ファイルの付いた iCloud イベントの同期を改善し、Week 表示にシ
  ステム環境設定での設定に基づいて正しくスクロールバーを表示するようにし、
  Go to Date を選択した際のハングを修正している。(BusyCal は BusyMac か
  らも Mac App Store からも新規購入 $49.99、無料アップデート、11.3 MB、
  リリースノート、10.11+。BusyContacts は BusyMac からも Mac App Store 
  からも新規購入 $49.99、無料アップデート、5.4 MB、リリースノート、10.9+)
  
<https://www.busymac.com/busycal/>
<http://www.busymac.com/busycontacts/>
<https://itunes.apple.com/us/app/busycal-3-calendar-reminders/id1173663647?mt=12>
  (日本語)<https://itunes.apple.com/jp/app/busycal-3-calendar-reminders/id1173663647?mt=12>
  "BusyCal 3 - Calendar, Reminders &amp; To Dos を Mac App Store で"
<https://www.busymac.com/busycal/releasenotes.html>
<https://itunes.apple.com/us/app/busycontacts/id964258399?mt=12>
  (日本語)<https://itunes.apple.com/jp/app/busycontacts/id964258399?mt=12>
  "BusyContacts を Mac App Store で"
<http://www.busymac.com/busycontacts/releasenotes.html>
  
  BusyCal 3.1.9 と BusyContacts 1.1.9 へのコメントリンク: 
<http://tidbits.com/article/17328#comments>
  
  
**Parallels Desktop 12.2.1** -- Parallels が Parallels Desktop のバージョ
  ン 12.2.1 (build 41615) をリリースして、Dock または Finder から起動し
  た際に Windows やその他の共有アプリケーションがクラッシュした問題を解
  消した。この仮想化ソフトウェアはまた、Dock または Finder から Windows 
  を起動した後に Windows やその他の仮想マシンアイコンが Dock から消える
  ことのあったバグを修正し、Mac がスリープから覚めた後で Visual Studio 
  がフリーズした問題に対処している。(Standard Edition の新規購入 $79.99、
  Pro/Business Edition は年額 $99.99 の購読、無料アップデート、256 MB、
  リリースノート、10.10.5+)
  
<http://www.parallels.com/products/desktop/>
  (日本語)<http://www.parallels.com/jp/products/desktop>
  "Mac 上で Windows の起動 | Parallels Desktop 12 for Mac"
<http://kb.parallels.com/en/123948>
  
  Parallels Desktop 12.2.1 へのコメントリンク: 
<http://tidbits.com/article/17330#comments>
  
  
**DEVONthink/DEVONnote 2.9.13** -- DEVONtechnologies が DEVONthink の三
  つの版 (Personal、Pro、Pro Office) と DEVONnote をバージョン 2.9.13 に
  アップデートして、ウェブから記事をクリップして DEVONthink へ取り込む際
  の「片付ける」サービスを更新した。三つの版の DEVONthink はいずれも、同
  期を改良し (具体的には Bonjour 接続の暗号化をよりセキュアなものにし、
  索引付けられて保留中の項目の処理の信頼性を高め)、Google Chrome のブッ
  クマークや Bookends (下記の項目“Bookends 12.8.2”(2017 年 7 月 9 日) 
  を参照) の参考文献データの読み込みを改善し、Markdown 書類が相対または
  絶対リンクを持つスクリプトを参照できるようにし、バージョン 2.9.12 以来 
  PDF のサムネイル機能が OS X 10.9 Mavericks から 10.11 El Capitan まで
  で働かなくなっていた問題を修正している。
  
<http://www.devontechnologies.com/products/devonthink/>
<http://www.devontechnologies.com/products/devonnote/>
<http://tidbits.com/article/17331>
  (日本語)<http://jp.tidbits.com/TidBITS-jp-1376.html#lnk3>
  "Bookends 12.8.2"
  
  DEVONnote も三つの版の DEVONthink も、Roccat ウェブブラウザへの基本的
  対応を追加し、リンク・ピクチャ・フレームをタブの中に開く際の信頼性を改
  善し、データベースの検証を高速化し、サブメニュー項目 Link To および 
  Insert Link To を改良している。(いずれもアップデートは無料。DEVONthink 
  Pro Office 新規購入 $149.95、リリースノート。DEVONthink Professional 
  新規購入 $79.95、リリースノート。DEVONthink Personal 新規購入 $49.95、
  リリースノート。DEVONnote 新規購入 $24.95、リリースノート。TidBITS 会
  員には DEVONnote もいずれの版の DEVONthink もそれぞれ 25 パーセント割
  引。10.9+)
  
<http://www.devontechnologies.com/products/devonthink/devonthink-pro-office/release-notes.html>
<http://www.devontechnologies.com/products/devonthink/devonthink-pro/release-notes.html>
<http://www.devontechnologies.com/products/devonthink/devonthink-personal/release-notes.html>
<http://www.devontechnologies.com/products/devonnote/release-notes.html>
<http://tidbits.com/member_benefits.html>
  
  DEVONthink/DEVONnote 2.9.13 へのコメントリンク: 
<http://tidbits.com/article/17329#comments>
  
  
**Bookends 12.8.2** -- Sonny Software が Bookends 12.8.2 をリリースし、
  Inspector ウィンドウに Cited というトグルオプションを追加してこれが選
  択された文献データ (つまり parent 参照) が引用する作品を CrossRef を利
  用して見つけられるようにした。この文献参照ツールは今回から、ライブラリ
  の中でマッチする文献データに PDF を自動的に添付するようにし、Google 
  Scholar 検索を更新して Google が施した変更に対処できるようにし、Retina 
  画像への対応を改善し、読み込んだ文献データを選択された静的グループに追
  加するようにし、デフォルトの文献データ Type オプションが壊れることのあっ
  たバグを修正し、データベースを更新するとカラーラベルが消えた問題を解消
  している。(新規購入 $59.99、TidBITS 会員には 25 パーセント割引、無料アッ
  プデート、37.3 MB、リリースノート、10.7+)
  
<http://www.sonnysoftware.com/>
<http://tidbits.com/member_benefits.html>
<http://www.sonnysoftware.com/new/new.html>
  
  Bookends 12.8.2 へのコメントリンク: 
<http://tidbits.com/article/17331#comments>
  
  
$$


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